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マレーシアで“売れる日本文化”とは?
メイドインジャパン - 西陣織アート - のテストマーケティング
FITOKIO

業界・業種
フィットネス(B2C・B2B)
感じていた課題
・西陣織アートの現地テストマーケティングをしたいが、販売・展示ノウハウが不足
・本業(フィットネスジム運営)との兼務により、現地での「販路開拓・販売戦略立案・実行」の時間や人手などのリソース不足
・マレーシアの富裕層や日本文化ファンに刺さる“文脈ある場”での展示を模索していた
支援結果
・高単価な西陣織アートが現地の方に販売できた
・元年堂の展示会ギャラリースペースを活用し、リアルな現地の声を収集。
・展示や販売を通じて、デザインや色の好みに関する貴重なフィードバックを得た。
・現地バイヤーやメディアの注目を集め、百貨店やホテルなど新たな販路開拓のきっかけを得た。
提供サービス
・現地ギャラリースペースでの展示・販売支援・販売代行
・ターゲット層の市場調査とフィードバック提供(レポート提供)
・ローカル市場に適した販売戦略のアドバイス
・ブランディング強化のためのPR・SNSプロモーション支援

マレーシア・クアラルンプールで十割そばを提供しながら日本文化の企画展示会スペースを備える店舗「元年堂(がんねんどう)」。静岡の十割そば屋「元年堂」の海外一店舗目として2024年9月にオープン。日本企業やローカルの人々とのコラボレーションイベントなどを多数行い、リピーターを増やしながら『ここでしか味わえない日本の「体験」と「感性」』を発信しています。
今回は、マレーシアで日系のフィットネスジム「FITOKIO」を運営するTAC & IDCJ Wellness Sdn Bhd代表の吉村大作氏にお話を伺います。マレーシアでの事業に「失敗は許されない」という強い覚悟で臨む吉村氏。そのキャリアは人材紹介業からフィットネス業界へと大きく転換し、そこには日本人トレーナーの質の高さへの確信がありました。さらに、元年堂での西陣織アートのテストマーケティングで見えた可能性についても掘り下げました。

FITOKIO

TAC & IDCJ Wellness Sdn Bhdは、2019年にマレーシア・クアラルンプールに設立された日系フィットネス企業です。
機能改善を目的としたパーソナルトレーニングやホットヨガ、和食を取り入れた食生活改善プログラムを提供しています。
日本のノウハウを活かし、健康意識の向上と肥満対策をミッションとしています。
https://www.fitokio.com.my/

Culture Link Malaysia. Sdn.Bhd

元年堂の運営母体。マレーシア・クアラルンプールで十割そばを提供する元年堂を運営しつつ、日本企業やアーティストなど日本文化、日本の作品を展示する“ギャラリースペース”を併設。海外進出支援やテストマーケティングのサポートを行っている。

登場人物

吉村大作(DAISAKU YOSHIMURA)
TAC & IDCJ Wellness Sdn Bhd代表。
1980年生まれ、千葉県鎌ヶ谷市出身

クアラルンプールにて日系フィットネスジムFITOKIOを運営する。2006年からシンガポールとマレーシアにて10年以上人材紹介業に従事し、700社以上の企業と5000人以上の求職者への採用・求職相談を経験する。2022年より現職に就き、同年4月に「FITOKIO」をオープンするも火災に遭い一時休業。2025年2月18日に再オープンを果たす。趣味はサッカー、フットサル、テニス、旅行。

ー自己紹介をお願いします。

吉村:
TAC & IDCJ Wellness Sdn Bhd代表の吉村大作と申します。クアラルンプールのモントキアラ区でフィットネスジム「FITOKIO(フィットキオ)」を運営しています。

ー御社のフィットネスジム「FITOKIO」のサービスについて教えてください。

吉村:
FITOKIOは、個人と法人向けの両方のお客様に対してサービスを提供しています。個人のお客様には、店舗にて主にパーソナルジムと3Dストレッチのサービスをメインに行っています。お子様連れのお客様にも安心して利用いただけるよう、キッズスペースや待合スペースも設けており、特に主婦(主夫)の方々にもご好評いただいています。

法人のお客様向けには、トレーナーを企業様に派遣し、オフィス内でグループエクササイズを実施したり、健康経営・栄養・生活習慣に関するセミナーを開催しています。また、マレーシアの高等教育機関では、生徒さん向けに生活習慣や食生活に関する講義も行っています。

ー吉村さんのこれまでのキャリアとマレーシアに来られたきっかけについても教えていただけますか?

吉村:
私のキャリアの中で最も長く携わってきたのは人材紹介業界で、シンガポールとマレーシア合わせて15年ほどになります。マレーシアに来たきっかけは、当時勤務していたシンガポールの企業がマレーシアの現地企業を買収し、新たにジャパンデスクを立ち上げることになったためです。

ー大きなキャリアチェンジですね。人材紹介業界からフィットネス業界に転身されたきっかけは何だったのでしょうか?

吉村:
実は、大学卒業後すぐはフィットネス業界に就職しており、元々関心が高い業界でした。人材紹介の仕事には一区切りついたと感じていた頃、日本のフィットネス企業がマレーシア進出を計画しているというお話をいただき、お声がけいただいたのがきっかけです。

マレーシアはアジアで最も肥満率の高い国の一つであり、生活習慣病による糖尿病の発症率も非常に高いという現状があります。そこで、マレーシア人を健康にしたいという思いがあり、現地法人の社長というオファーを受けることにしました。

ー最終的にオファーを引き受けた決め手は何だったのでしょうか。

吉村:
一番の決め手は、日本人トレーナーの質の高さに可能性を感じたからです。私は海外歴が長く、シンガポールやマレーシア以外でも様々な国でコーチから指導を受けてきましたが、日本人トレーナーは海外のトレーナーと比較しても非常に高い質を持っていると確信しています。

ー具体的に、どのような点で質が高いと感じていますか?

吉村:
スポーツやトレーニングにおいて、現在は科学的なアプローチが主流になっていますよね。その中で、日本人トレーナーは座学からしっかりと学んで根本的なメカニズムを学んでいます。そうした基礎知識があるので、例えばトレーニングフォーム一つとっても、動きや脚の角度についてまで理論的に指導できる点が素晴らしいと思います。

FITOKIOでのパーソナルトレーニングの様子 Atsu トレーナー

日本人トレーナーの質の高さは、世界に通用すると確信しています。これはパーソナルトレーナーに限らず、あらゆるスポーツ指導者に言えることです。そのため、今後の展開としては、FITOKIOの多店舗展開はもちろんのこと、テニスアカデミーや子供向けの体操教室、そして現在取り組んでいる政府関連事業の拡大なども視野に入れています。

ー今後の展開も楽しみですね。店舗にも飾られている西陣織アートとはどのような経緯で出会ったのでしょうか?

吉村:
西陣織アートをプロデュースしている栄陽子さんを知人にご紹介いただいたことがきっかけです。栄さんは元々アメリカにいらした方で、日本で余っている西陣織の金の帯を何とかしたいという思いを持っていたそうです。そして、日本でも着物を着る機会が減り、帯が余っている現状を憂い、帯をアートという形にして国内外で広めていきたいとという思いからこのアートのプロデュースに至ったようです。

僕は着物に関しては全くの素人だったのですが、直感的になんだか面白そう」と思って。実際に作品を拝見し、美しさに圧倒されるとともに、このアートには貴重な金の帯を現代にどう活かすかという課題があることを知りました。帯の従来の形に囚われず、アパレルに取り入れたり、全く新しい形に変えたりするなど、様々な可能性を感じ、ぜひマレーシアで紹介したい」と思いました。

また、マレーシア人、特にインド系のマネージャー層は煌びやかなものを好むため、富裕層に受け入れられるのではないかという直感もありました。

ーその西陣織アートの企画展を元年堂で開催することになったきっかけは何だったのでしょう?

吉村:
私自身、本当に色々なことに挑戦したいと考えているんです。単なる趣味という訳にはいかず、海外のマレーシアで、その上外国人という立場なので、「ここで失敗したら生活できなくなる」という覚悟で働いています。ある意味、必死なんですよね。

だからこそ、まだまだ小さい会社なので、何でも屋のように色々なことに取り組まなければならない状況です。今回の企画展の帯についても、「これは売れる」という確信はあったものの、他の業務を抱えながら自分で売り歩いたり、販売戦略を練ったりする時間が全く捻出できなかったんです。

そこで、「誰かと一緒にやるしかない」と考えていたところ、元年堂の亮さん(COOの野口)と意気投合し、一緒に企画展を行うことになったという経緯です。あとは、実際に元年堂さんに行った時に、この内装なら帯が合うな、と感じたのも大きかったですね。

ーちなみに、元年堂はどんなきっかけで知っていただいたのですか?

吉村:
マレーシア在住の日本人のコミュニティは比較的狭く、様々な繋がりがあります。駐在員の方々や起業家、スポーツや趣味の集まりなどを通じて知り合いが増えることが多いので、新しい店舗やイベントの情報は自然と耳に入ってくるんです。元年堂さんについても、平岡さん(CMOの平岡)のSNSを通じて知ったと記憶しています。

ー実際に企画展を行って、手応えはいかがですか?

吉村:
今回の企画展は、私一人では実現できなかったであろう成果を上げることができ、本当に感謝しています御社(元年堂)がテストマーケティングとして実際に販売活動まで行ってくださったことは、本当にありがたかったです。

また、企画展終了後も来場者や購入者のデータをまとめた詳細なレポートを作成していただき非常に助かりました。今回のレポートを参考に、今後も御社と協力して、この帯の事業をさらに発展させていきたいと考えています。

ーありがとうございます。今後の販売戦略についても教えてください。

吉村:
現在はアトリエや百貨店などと展示会の交渉を進めているところです。まだ最終的な開催決定には至っていませんが、実現に向けて準備を進めている段階です。

ー吉村さんは海外生活が長いですが、マレーシアの良さはどんなところにあるとお考えですか?

吉村:
シンガポールとマレーシア、両方に長く住んでいるので、それぞれの良い点とそうでない点が見えていると思います。シンガポールは、常に解雇の可能性がある厳しい環境なので、ビジネスにおいても競争が激しく、常に自分の価値を高めることが求められます。効率性が非常に重視されるので、その分人間関係はドライになりがちです。

対してマレーシアは、法的には解雇可能でも手続きが複雑で、すぐに解雇とはなりません。マレーシアの人は親日的で、英語が苦手でも親切にしてくれることが多いです。シンガポールのようなヒリヒリとした緊張感はないですが、海外に初めて挑戦する人にとっては、ハードルが低いと思います。

ー最後に、マレーシアでビジネスを考えられている方に向けてのメッセージをお願いします。

吉村:
皆さん同じような回答をされると思うので、少し尖った視点でお話しさせていただきます。特に飲食業の方などは、海外経験が少なく、英語に慣れていない方が多いのではないかと想像しています。そのような状況で海外進出を目指すのであれば、まずは
コミュニケーションを取るための英語を学ぶことが最初のステップだと思います。

そして、せっかく国際色豊かなマレーシアにいるのに、多くの日本人は日本人社会の中で生活しているように感じます。日本人の人脈も大切ですが、9割の日本人は仕事でもプライベートでも日本人とばかり関わっているのではないでしょうか。時間の使い方を逆にしてほしいですね。もっと積極的に現地のコミュニティに入っていくべきだと思います。

また、日本の企業さんはもっと自信を持って良いと思います。グローバルでも十分に通用する力を持っているはずです。日本人がこちらで事業を行うのと、マレーシア人が行うのとでは、スタート地点も覚悟も全く違うと思います。日本人は失敗したらもう後がないという覚悟を持っているからこそ、その強い覚悟を生かすべきです。

私の会社には日本人のスタッフもいますが、彼らの責任感の高さや、決して妥協しない製品へのこだわりは本当に素晴らしいと感じていますし、世界トップクラスだと思います。「メイドインジャパン」のクオリティは、マレーシアの人々からも高く評価されていますし、信頼も厚いです。もちろん、「信頼できるけれど高価」というイメージがあるのも事実ですが、高品質で信頼できるというのは世界共通の認識なので、それを生かしていければ良いと思います。

ーありがとうございました!

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