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69歳 海外初挑戦 日本よりも売れたYUKATA
しまだきものさんぽ

業界・業種
和装・リユースアパレル(静岡県島田市/古民家きものレンタル・浴衣リメイク販売)
感じていた課題
・初めての海外挑戦で、どこから手を付けていいか分からなかった。
・日本国内とは異なる文化・宗教背景のなかで、浴衣がどう受け入れられるか未知数だった。
・小規模事業者として、リスクを最小限に抑えながら現地反応を確かめたかった
支援結果
・元年堂クアラルンプール店のギャラリースペースを活用し、浴衣と和装小物の展示販売を実施。
・その場での試着・着付けを通じて、現地の好み・反応をリアルに体感。
・「一点ものの価値」や「リサイクル文化」への共感が得られ、日本以上の売上を記録。
・マレーシア国内の商業施設や大学から新たな出展依頼が入り、販路・展開先の可能性が広がった。
提供サービス
・現地ギャラリースペースでの展示・販売支援(通訳・コミュニケーションサポート含)
・SNS・現地PRを活用した集客サポート
・現地顧客との会話・販売を通じた「体感型テストマーケティング」機会の提供
・ターゲットに刺さる色柄・演出手法に関するフィードバック共有
・文化的配慮を踏まえた商品選定・現地対応のアドバイス

静岡県島田市で古民家を拠点に着物レンタルや着付けサービスを提供する「しまだきものさんぽ」。店主の小澤京子さん(69歳)は、全国から集めた浴衣や着物をリメイクし、新しい形で命を吹き込む活動を続けてきました。2025年夏、小澤さんは初めて海外に飛び出し、マレーシア・クアラルンプールにある十割そば店「元年堂」内の展示会スペースで、浴衣販売のポップアップ出店を行いました。

今回の挑戦は、ただの物販にとどまりませんでした。着付け体験という、マレーシアの若者や家族連れ、異文化の方々との交流を通じて、「本物の日本文化を届ける」体験型の出展が大きな反響を呼びました。69歳で初の海外展開を果たした小澤さんに、その背景と現地での学び、そしてこれから挑戦する人へのメッセージを元年堂代表の野口が伺いました。

しまだきものさんぽ

静岡県島田市で古民家を拠点に着物レンタルや着付けサービスを提供する「しまだきものさんぽ」。
◇着物レンタルと着付け
◇リサイクル着物販売
◇着物リメイク品 委託販売
◇ギャラリー、レンタルルーム併設
着物レンタルや着付け、中古着物の販売・引取を行っています。

Culture Link Malaysia. Sdn.Bhd

元年堂の運営母体。マレーシア・クアラルンプールで十割そばを提供する元年堂を運営しつつ、日本企業やアーティストなど日本文化、日本の作品を展示する“ギャラリースペース”を併設。海外進出支援やテストマーケティングのサポートを行っている。

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初の海外進出、決断の理由

元年堂(野口):
小澤さんが初めて海外に挑戦しようと思ったきっかけを教えてください。なぜこのタイミングでマレーシアだったのでしょう?

小澤さん:
「チャンス到来!」と直感で思ったからです。以前から、自分の手がける浴衣や小物を海外の方にも見てもらいたい気持ちはありました。でもどうやって?とずっとわからなかったんです。そんな中、知人から「マレーシアに日本文化を紹介する拠点がある」とCULTURE LINK MALAYSIAさんの元年堂を紹介されて、もうコレだって!(笑)

それから話を聞くうちに、毎年マレーシアで盆踊り大会が3万人以上集まるって知って、「そこにお店の浴衣を届けたい」と思ったんです。決めたら早かったですね。皆さんのおかげでトントン拍子で。「今やらなきゃ、もうチャンスは来ないかも」と思いました。


マレーシア盆踊り大会の様子

海外渡航の準備と初めての挑戦

元年堂(野口):
渡航までの準備も大変だったのでは?

小澤さん:
もう何から手をつけていいか分からなくて(笑)。まずは浴衣集めから、SNSでお声掛け。日本全国から皆様のご厚意がたくさん集まりました。そしてパスポートの取得から、航空券も、なにもかも全部初めてでした。
CULTURE LINK MALAYSIAさんにも「マレーシアでは宗教上、避けたほうがいい模様がある」と教えていただいて。たとえば特定の動物などがはっきり描かれた柄は避けるなど、注意しました。持っていく商品ひとつにも気を遣いましたね。浴衣は、一度洗って、すべてアイロンがけもしました。

マレーシア到着初日、感じたこと

飛行機を降り立った瞬間、まず感じたのは「空気の重さ」でした。異国の街のにおい、言葉の違い、人々の活気に包まれ、心が引き締まるような感覚を覚えました。車のスピード、バイクの多さにはびっくり。

現地での反応とリアルな接客体験

元年堂(野口):
現地でのお客様との交流で印象に残っていることはありますか?

小澤さん:
たくさんあります!特にヒジャブを巻いたマレー系の若い女性が「これ、着てみたいけど大丈夫?」って聞いてきたんです。もちろん大歓迎ですよ、とそのままヒジャブの上から着付けをしてあげたら、とっても喜んでくれて。SNSに写真を載せてくれて、そこからまたお客様が増えたんです。中華系のカップルがSNSの写真を見て遠くから来てくれました。しかも2日も続けて。中古品を大切にしているところにも共感してくれました。小さな子供さんが、浴衣を着たら、パパに見せるんだと、お買い上げの浴衣を着たまま、帰られたり、先日、日本に旅行に行って京都ではすごいひとで着物がきれなかったのに、まさかマレーシアで着れるとは!と。パパが娘さん二人の浴衣姿を見てとても感激してくれたのが印象的でした。一緒に写真も撮ったりしました。

一点ものの価値、魅せる空間

元年堂(野口):
浴衣以外にも人気だったものは?

小澤さん:
帯をリメイクしたバッグや、髪飾りなどが人気でした。「一点ものなんです」と言うと、目を輝かせてくださって。量産品では味わえない“個性”が伝わったんだと思います。「この柄、ここでしか手に入らないんでしょ」と聞かれることもありました。日本だと”夏祭り用”という認識ですが、マレーシアでは”文化体験そのもの”として楽しんでくださって。意外だったのは、男性のお客様からの「男性ものはないの?」という声。男性モノは、品薄なんです、、(笑)

マレーシア生活の発見と文化の違い

元年堂(野口):
現地での生活面も気になります。

小澤さん:
暑さは思ったより暑くなかったです。どこも冷房完備ですものね。移動はGrab(マレーシア発の配車・宅配アプリで、現地移動の定番。食事や日用品のデリバリー、キャッシュレス決済も使える現地での定番ツール)で快適でしたし、食べ物が本当に美味しかった!屋台で食べた食べたナシレマやロティチャナイも最高でした。日本のダイソーや伊勢丹もあってびっくり。
文化の違いに驚いたのは、みなさん”着付け”を全く抵抗なく受け入れてくれること。帯を苦しい苦しいと思う方も少なくて、純粋に「面白い!可愛い!」と楽しんでくれました


一緒にイベントを作りあげたスタッフたち(左・右)と小澤さん(真ん中)

設営時の工夫と空間づくり

元年堂さんの畳スペースをどう活かすかは、かなり悩みました。でも、「日本らしさ」を伝えるために、振袖を壁に飾って、豪華さを演出したり、リメイク品のバックを飾ったりして、日本のお部屋の雰囲気を出しました。


元年堂の展示スペースの様子

印象深い来店者たち

小澤さん:
ある日、4人家族のマレー系ファミリーが来店され、お母様が一目惚れした浴衣を購入。翌週、その浴衣を着た家族写真をわざわざ見せに来てくれて、「家族で日本旅行に行った気分になった」と言ってくださいました。また、日本からの留学生女の子が日本のおばあちゃんにユカタを着せてもらったことを思い出しました、とすごくなついてくれました。

現地からの新たなオファーと広がる可能性

小澤さん:
はい、クアラルンプールの大型商業施設ららぽーとに入居しているテナントさんから、「一緒にイベントに出ませんか?」とお声かけいただきました。また、マレーシアのテイラーズ大学の学生さんたちから「学内で浴衣のワークショップをやりたい」とも。現地での反響の大きさに、自分でもびっくりしています。

元年堂(野口):
今回、これまでの中で最高売上だったと聞きました!その理由はなんだと考えていますか?

小澤さん:
はい、これは驚きました。マレーシアの方は「リサイクル」や「一点もの」に価値を見出してくれる方が多くて。「この柄、ここでしか手に入らないんでしょ?」と逆に聞かれることもありました。
また、盆踊り大会という具体的なイベントに合わせていたことも成功の一因だと思います。「今回行くので、今日買います!」という方も何人もいました。

SNSマーケティングと現地サポートの力

小澤さん:
元年堂のみなさんがいなかったら、ここまでうまくいかなかったと思います。設営から接客まで、全部支えていただきました。それに、CULTURE LINK MALAYSIAさんのSNSマーケティングの力がすごくて。
Instagram投稿ひとつで10万リーチ以上、100件以上シェアされたんですよ!あの反響は、自分ひとりでは絶対に無理でした。

次なる夢と、海外挑戦を目指す人へ

小澤さん:
今度はシンガポールで挑戦してみたいと思っています。そして、現地の若い人たちと“リメイク教室”を開きたい。ミシンや裁縫が好きな人も多いようなので、「キモノの端切れを使って何か作る」ような交流ができたら素敵ですよね。スマホケースもどうかしら。

そして、来年も絶対にマレーシアに行きます!マレーシアのお客様から「来年も絶対来てね」と言われ、約束しましたし。来年も、日本文化を届けるため、今度は静岡県島田市の仲間も一緒にマレーシアに行く予定です!

元年堂(野口):
 最後に、これから海外進出を考える方へメッセージをお願いします。

小澤さん:
私は69歳で初めての挑戦をしましたが、「その時がタイミングなんです」と心から思いました。これから挑戦する皆さんも、自分の想いを信じて、一歩踏み出してみてください。

海外進出をご検討されているものの、具体的な進め方が不明確なお客様へ。
弊社では、マレーシアにて蕎麦店運営とテストマーケティングが可能なギャラリースペースを運営しており、
会計やマーケティング、店舗開発のスペシャリストを集めた専門チームがお客様の課題解決を支援いたします。

👉 「マレーシア進出を成功させるための無料相談はこちらから!」(問い合わせフォームへリンク

 

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